これからの社会はあらゆるシーンで最適化がますます進む〜こういう時代の営業の価値とは
これからの社会はあらゆるシーンで最適化がますます進むことはまちがいないといわれています。事実最近世界で成功したビジネスモデル、企業はまさに今まで対面や電話などのアナログ情報で行われていた仕事のプロセスを一気にデジタルの力で最適化したものと言ってもよいでしょう。
そうなると最適化されていない世界をアナログ手法で埋めていたことに価値があったビジネスはこれからますます市場縮小していきます。
ラクスルで印刷を頼みながらそんなこと考えていました。
そして今まで営業という仕事は顧客側の情報不足を供給側の商品知識、経験、そしてまだ気づいていないニーズの掘り起こしなどを提案などの活動で伝える仕事です。言い換えると顧客のビジネスを最適化するお手伝いをしているとも言えるでしょう。ただし、これはいわゆる情報の非対称性(顧客と売り手の知識、情報量の差)あるゆえ成り立っていました。
この最適化がどんどん進んだらB to B商材といえでもインターネットで瞬時にタダ同然で顧客側も情報を入手しておりある程度の比較検討がされているということです。
ある意味営業受難時代?!
確かに特殊な製品でない限り商品知識や商品情報をベースにした「ソリューション営業」の役立つ範囲は狭まっていきます。
しかしまだまだ営業の役割と価値は大きく続くと思います。溢れかえる情報を整理して顧客のビジネスの「最適化」にどう役立てるかをいっしょに考えて伝えていくといいう役割はしばらくはなくならないのではないでしょうか。
課題解決だけではなく課題発見にフォーカスするのが営業の価値になっていくということでしょう。